スピードに関係するのはたった2つの要素!?

2020年11月30日

どの競技レベルであれ、ランニングをされている方であれば、ベストタイムの更新はいつも頭の中にあるはず!
そのためには、『スピード』を上げることはとても重要なことです!!
今回はそのスピードについて解説していきます!!

スピードを決める要因は2つ!

そもそもスピードとは何でしょうか??
スピードとは、「ある一定の時間内でどれだけ進めるか」です!
人は一歩一歩歩数を重ねることで進みます。
スピードを高めるために変えられるのは「一定時間内で歩数(ピッチ)を増やすこと」か
「一歩の距離(ストライド)を伸ばすこと」 の2つだけ!
単純明快です!
だからスピードを上げていくためにはこの2点!
ピッチをあげることとストライドを伸ばしていきましょう!

ピッチをあげるには

ピッチを上げるといってもやみくもに足を回せばよいといううわけではありません!
無理矢理速くしようとして、フォームを崩しストライドが短くなってしまっては元も子もありません!
正確なフォームのまま、足の「切り替え」を素早く行えるようにします!!
「切り替え」というのは、逆の動作への方向転換をすること。
つまり、脚が前にある状態(フィードフォワード)から後ろ(ミッドサポート)に、逆に足が後ろにいっている状態(フォロースルー)から、逆に前への動作(フィードフォワード)へと方向を変えること!
この切り替えが早く正確に行われ続けることで足の回転数が高まり、一定時間内の歩数を増やすことが出来ます!
そのためには「止める力」と「切り返す速さ」が重要になります!!
きちんと止められていない例として、「足を上げた時に背中が丸まってしまう」や「足が流れてしまう」などがあります。
止めてから次の動作へ素早く移行するためには、筋肉の特性を活用します!筋肉はゴムと同じだと思ってください!引っ張り伸ばしてきってから放すとすごい速度で縮みます。そのような特性を活用することで素早く切り替え動作を起こすことが可能となります!

ストライドをのばすには?

ストライドを伸ばすためには、可動域を上げること!
よく動かせるほうが、全く動かないよりもストライドが伸びそうなのはイメージがつきますよね??
ただ注意したいのはやみくもに動かせばよいわけでは無いということ!
少しややこしいのですが、人間には、「良く動かせる関節」と「あまり動かさない関節」があります。
股関節はよく動きますが、骨盤の関節は動くイメージがありませんよね??
先ほど「可動域を広げる」と言いましたが、それはつまり、
動かせる関節を動かせて、固定するべき関節を動かさないようにすること!
今回は割愛しますが、この概念を知ってもらうだけでも本当に大事なことです!!
詳細は別記事で説明していきます!!

まとめ

スピードアップにはたった2つの要素しか変えられるものがありません!
ピッチとストライドの掛け算が進める距離となります!
今回はそのピッチとストライドを構成する要素について概要を説明しました!
止める力、切り替える速度、可動域を広げる!!
この考え方を知るだけでは即座に速くなれるわけではありませんが、大まかな考え方を持っておいてトレーニングに活用していくことが重要です!
その内容については別記事にて細かく解説していきます!