ダメ腕ふり!猫背ランを改善!

2020年11月27日


ダメな腕ふりについて5つ解説しました!
今回は第1弾として非常に多くみられるダメな腕ふり「猫背」について解説!
その他のダメな腕ふりに関しては別記事にて解説していきます。
自分がどのフォームか分からない方はまとめ記事をご覧ください!
腕ふりでなくとも普段から猫背で悩んでいることも多いのでは?
事務作業などをしていると自然とそういった姿勢になってしまいますよね



まさに現代病ともいえるものですが、もちろんランニングにおいてはデメリットしかありません!!
ただ「分かってはいても変えられない」という声が聞こえてきそうですが...
今回はどんな状態が猫背で、その猫背のデメリット、改善方法をお伝えしていきます!
この記事を読んで紹介するトレーニングをこなすことで猫背を解消していきましょう!

どんな状態が猫背?

まずはどんな状態が猫背なのかを確かめておきましょう!

こういったランニングフォームですよね!
横から見ると良く分かりますが、背中が丸まっています。
悪い人では頭が前に落ち込んでしまっています。
走っていなくても、後ろから見た時に、肩甲骨同士が離れてしまっています 。

なぜダメなのか?

その猫背が悪いのは分かるけれど、それがなぜダメなのかを解説していきます!

➀肩甲骨の機能が使えない

猫背がダメな一番の理由は腕ふりの時に肩甲骨や肩の関節を使えないこと。
肩甲骨同士が離れた状態は、本来の肩甲骨の位置ではありません。

その位置では、肩甲骨は安定せず、肩の関節が自由に動くことが出来ず、動きが制限されてしまいます。
肩甲骨は斜め下に回転させた状態で安定させて腕ふりすることが肩の関節を最大限活用することができます!

➁腰落ちになる

肩甲骨と骨盤は背骨を介して非常に関連があります。
肩甲骨同士が離れた「猫背」の状態は骨盤が「後傾」してしまいます。 



腰落ちのフォームというのは、ランニングの着地で骨盤が後傾してしまう状態のこと! 
普段から骨盤が後傾するということは、すなわち腰落ちのフォームに直結してしまうのです。

③改善方法

トレーニングによって解決していきます!
前提として「肩周りが硬い」ことだけが原因ではないということ!
もちろん単純に肩周りの筋肉が硬い場合もありますが、
多くの場合、そもそも「肩甲骨の動かせ方」を分からず猫背になってしまっています。
その場合はトレーニングによって肩甲骨の位置を調整していきましょう!

➀リバースプランク


両手をついて床に座ります!
手の向きを足側に向け、胸を開き、お尻を上に持ち上げます!
胸を開く動きをすることによって肩甲骨を正しい位置に調整します。
胸が開けないと、背中が丸まった状態でお尻を上げる形になるので胸を開く練習から行い肩甲骨を動かしましょう!

➁タオルを持って上下


肩甲骨下部に付くの筋肉のトレーニング!
肩甲骨を正しい位置に動かせます 
横から見た時にタオルが後頭部より後ろにある状態を維持しましょう!

➂ペットボトルローイング


ペットボトルを活用した引く動きのトレーニング
肩の関節を動かすことによって腕ふりをスムーズにしていきましょう!
椅子に座った状態で上半身を前に傾け、肘を後方に引いていきます!
広背筋という筋肉を使います。

まとめ

いかがだったでしょうか?
猫背で悩んでいるランナーは非常に多いです
現代社会ではどうしても猫背になりがち。
ただ猫背だと肩甲骨や肩の関節の動きを出しづらず、
ランニングをするうえでかなりのデメリットです!
また骨盤にも影響し、腰落ちのフォームも引き起こしてしまいます!
肩甲骨をしっかりコントロールして猫背を改善しましょう!