ランナーに多いシンスプリントとは?すねの痛みを解消するための方法!

2020年6月14日

シンスプリントとは?

初心者ランナーにとても多いすねの内側の痛みに「シンスプリント」というものがあります!


ランニング練習量が増えたり、靴を変えたりすることで発症することの多いこの怪我についての解説と改善方法について書いていきます!

怪我の場所・原因

シンスプリントの 正式名称は「脛骨過労性骨膜炎」
分かりにくいので簡単にいうと、
すねの骨にストレスが加わり、それが痛みにつながっている状態です!
ストレスを加えているのは、「ヒラメ筋」という筋肉!

痛みが出ているのは骨なのですが、原因は筋肉にあるのです!
すねの内側の骨の膜に、ヒラメ筋という筋肉がつき、骨の膜を引くことでダメージを受けます。
ヒラメ筋が硬くなることで、引っ張る力が強くなります。
ヒラメ筋をストレッチによって緩めていきましょう!

改善方法・ストレッチ

ヒラメ筋のストレッチのやり方を見ていきましょう


注意点

かかとが浮くと伸びません!
しっかりと床につけて行いましょう!

補足

ヒラメ筋は骨に近いほどの深くにある筋肉で膝が曲がっていないと効果的にストレッチできません!

同じふくらはぎのストレッチでも、学校などでやってきた
➁アキレス腱ストレッチ


こういったストレッチでは伸びません!

なりやすい方の特徴

なりやすい方

偏平足で着地の衝撃を吸収できていない方
ランニングを始めたての方
いつも以上に長い距離を走った後
練習量を少しずつ増やしたり、偏平足の改善をしましょう

環境が原因

靴を変えて履きなれていない
普段はランニングマシンや土など足への負担が少ない所で練習していて、コンクリートで練習した
環境が原因の場合は、速度を緩めたり、走る距離を短くしたりして足への負担を減らすようにしながら徐々に慣らしていきましょう!

まとめ

足の耐久性を超える強度の負荷があるとすねの内側に痛みが発生します。
初心者や走り慣れていない方ほどこの耐性は低くシンスプリントが発症してしまっている傾向にあると思います。
ただ、熟練ランナーでも、練習量が多くなりすぎてしまって、足の回復速度を超えて疲労が蓄積して発症する場合も見られます。
その場合は、すねの疲労骨折にもつながり、回復するまで練習できないなどにつながってしまいます。
練習量を管理し、練習後のケアを怠らないようにしていきましょう!!